整理のコツ
レシートは撮ったら捨てていい? 紙の原本の扱い方
スマホでレシートを撮って記録したあと、財布やレジ袋にたまっていく紙のほう。「もうデータにしたし、捨ててもいいのでは」と思う瞬間があります。
「撮ったら捨てられる」と言われるのはなぜ?
紙の書類をスキャンやスマホ撮影でデータとして残し、紙のほうを処分できるしくみは、実際に制度として用意されています。電子帳簿保存法の「スキャナ保存」と呼ばれるものです。この話が広まっているので、「写真に撮れば紙はいらない」という理解になりやすいのですが、実際には条件があります。
スキャナ保存には、決められた要件がある
スキャナ保存で紙を処分するには、画像の解像度や読み取りの期限、タイムスタンプの付与または訂正・削除の履歴が残るしくみ、取引年月日・金額・取引先での検索機能など、いくつもの要件を満たす必要があります。これは「写真として残っているかどうか」ではなく、「あとから改ざんされていないと確認できる形で残っているかどうか」を求める考え方です。
シマウは、レシートを読み取って日付・金額・お店・費目を整えることに集中した道具です。この保存要件を満たすことは目的にしていません。だからこそ、紙の原本はお手元に残していただく前提でご案内しています。

紙とデータ、二重管理にしないコツ
「紙も残す」と聞くと手間が増えるように感じますが、探せる状態にしておく必要があるのはデータのほうです。紙はまとめて置いておくだけで十分です。
- 封筒は月ごとに1枚。「2026年8月」と書いた封筒を用意して、撮り終えたレシートをそのまま入れます。中で並べ替える必要はありません。
- 撮ってから入れる順番を固定する。財布から出す → 撮る → 封筒に入れる。この順番だけ決めておくと、撮り忘れと二重登録の両方が起きにくくなります。
- 探すのはデータ側だけ。金額やお店で探したいときはシマウで。紙は「万一のときに出せる状態」であればよく、日常的にめくるものではありません。
- 感熱紙は重ねて日陰に。レシートによく使われる感熱紙は、時間が経つと文字が薄くなります。シマウは日付・金額・お店に加えて、買ったものの内訳(品名と金額)も読み取って文字として残すので、紙が薄くなったあとでも「何を買ったか」を確認できます。

どのくらいの期間、残しておくもの?
帳簿や書類の保存期間は、書類の種類や申告のしかたによって異なります。ご自身にあてはまる期間は、国税庁のウェブサイトで公開されている案内をご確認ください。判断に迷うときは、税理士や所轄の税務署に相談するのが確実です。
シマウ側のデータについては、よくあるご質問でも、保管場所や見られる期間についてご案内しています。